本日はカシオの電子ピアノ Priviaシリーズの”PX-860BK”をご紹介したいと思います。
色々な種類がありますが、どのような特長があるのかご紹介したいと思います。

1、Privia PX-860BK 特長的な響き

グランドピアノの音は様々な共鳴(レゾナンス)により豊かで美しい「響き」を生みます。「マルチ・ディメンショナル・モーフィングAiR音源」は、その共鳴音によるグランドピアノならではの「響き」を徹底追求。自然で豊かな響きを実現しました。さらに、弾き方や時間による変化を三次元的にきめ細やかにコントロールすることにより、優しく繊細なppp(ピアニッシッシモ)から、力強いfff(フォルテッシッシモ)まで、奏者の感性のままに表現できます。

ストリングレゾナンス
グランドピアノを弾くと、弾いた鍵盤の倍音となる弦が共鳴します。すなわち、88鍵盤全てにおいてそれぞれ異なる弦が共鳴するのです。また、単音を弾いた時と和音を弾いた時では、共鳴のしかたが異なります。AiR音源では、88鍵盤全てにおいて、1鍵盤ごとに異なる共鳴音をそれぞれ独立してシミュレートすることに成功。88鍵盤それぞれの共鳴音に加え、単音を弾いた時と和音を弾いた時の共鳴の違い、鍵盤を弾く強さによる共鳴の違い等も表現し、グランドピアノに迫る自然な響きを実現。

キーオフシミュレーター
グランドピアノは、鍵盤から指を離す速さによって、音の余韻の長さや表情が変化します。AiR音源では、そうした離鍵時の響きのニュアンスまでも追求。奏者の指から伝わる繊細な感性をも表現できます。

ダンパーレゾナンス
グランドピアノのダンパーペダルを踏むと、88鍵盤の弦が全て解放された状態となり、弾いた鍵盤の倍音となる弦が全て共鳴します。AiR音源では、その倍音全ての共鳴音を独立して表現。さらに、ダンパー自体の動作音までシミュレートし、グランドピアノさながらの奥行きのある響きで演奏できます。
また、PX-860のダンパーペダルは連続可変式の採用により、ペダルを踏んだ深さによる余韻の変化も表現。ペダル操作による繊細な演奏表現を可能にしています。

イコライジングシステム
グランドピアノでは、弦の響きだけではなく、弦振動が響板で増幅されてピアノ全体から音が響きます。AiR音源では、先進のイコライジングシステムにより、グランドピアノのような立体感と自然な音響空間を表現。豊かな響きが奏者を包み込みます。
天板開閉構造&リッドシミュレーター" 大屋根の開閉による「響き」
グランドピアノでは大屋根を開閉することで音量や音質が変化します。PX-860では、天板を開閉できる構造により、グランドピアノの大屋根を開けた時のような豊かで広がりのある音で演奏できます。また、音源部には、大屋根の開閉量に伴う音色変化をデジタルでシミュレートする「リッドシミュレーター」も搭載。好みや曲に合わせて開閉量を選択することにより、好みのピアノ音による演奏を楽しめます。

2、Privia PX-860BK 自然な弾き心地

3センサースケーリングハンマーアクション鍵盤II
グランドピアノとデジタルピアノの発音構造の違いは、弾いてから発音するまでのタイミングの違いとして表れます。そこで「3センサースケーリングハンマーアクション鍵盤II」では、3つのセンサーが順番に打鍵を感知するシステムを採用。これにより、打鍵の検出から発音までの時間を打鍵の速さに応じてきめ細かく変化させることが可能になりました。また、このセンサー方式は鍵盤を戻しきらなくても連続して発音可能なため、優れた同音連打の演奏性も発揮します。
もちろん、グランドピアノのようにハンマーの自重によるアクション機構で、確かな弾き応えとスムーズなタッチ感を両立。低音域ほど重く、高音域ほど軽くなるグランドピアノの特性もしっかりシミュレートしています。

牙調・黒檀調鍵盤
グランドピアノならではの高級感あふれる風合いと質感、なめらかな手触り を追求。長く演奏しても指先にしっくりなじみます。

ハンマーレスポンス
グランドピアノは鍵盤領域ごとに弦を叩くハンマーの大きさに違いがあります。そのため、同じ強さで鍵盤を弾いても、それぞれの鍵盤によって発音タイミングが微妙に異なります。新鍵盤システムでは、そうした鍵盤領域ごとに異なる発音タイミングの違いを徹底追求。さらに、弾く強さに応じて異なる発音タイミングの違いまでも、丁寧にシミュレートしています。

Privia PX-860BK まとめ

グランドピアノの音を再現できる様にイコライジングによって様々な響きを追求しているようですね。
気になる方は是非、店頭で試奏してみてください。

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