ソニーからハイレゾ対応「ウォークマン」の新モデルとなる「NWーWM1A」が2016年10月29日に発売されます。内蔵メモリは128GBとなっており、microSDメモリカードにも対応します。
オーケストラの荘厳な響きからライブでの熱量溢れる演奏まで、その空気や温度が感じられるほどの表現力、音の消え際の微小音までも再現できる音質を追求しています。また、大音量時のスケール感や躍動感を高めることで音のコントラストが一層際立ち、音楽のダイナミズムを感じられるようになります。WM1シリーズは、ヘッドホンによる最高の音楽体験を感じられることを目指して開発されたのです。
特徴1.大幅に進化したフルデジタルアンプ「S-MasterHX」
ハイレゾ再生対応の高性能フルデジタルアンプが大幅に進化しました。
WM1シリーズ用に新たに設計され、DSDネイティブ再生(最大11.2MHz)およびリニアPCM再生 (最大384kHz/32bit)性能が大幅に向上しました。また、アンバランス接続時は従来比約4倍(* 3)の60mW+60mW(16Ω)、バランス接続時には250mW+250mW(16Ω)の実用最大出力を 実現しました。
特徴2.バランス接続に対応
日本ディックス製の高性能ヘッドホンジャック「Pentaconn」を採用。
へッドホンプラグ1本でバランス接続でき、接続安定性にも優れたφ4.4mmのヘッドホンジャック (5極)を採用。φ3.5mmよりも各チャンネルの抵抗値が近く、接触抵抗も低いので、音の解像度・ 広がり・奥行きを余すところなく表現できます。
バランス出力では左右の音を完全に分離し、グラウンドを介さずに音の信号を出力できます。ノ イズの少ない低歪で繊細なサウンドを再現できます。
特徴3.音楽再生に特化した新操作画面
さらなる操作性の向上のために新たなUIを採用し、4.0型タッチパネル液晶を搭載。音楽再生画 面を中心に上下左右にスライドすることで、各メニューに素早くアクセスできます。さらに本体側 面の両端に2つのヘッドホンジャックがレイアウトされています。音質を最優先したデザインが握 りやすさにもつながっているのです。基本操作(再生/停止、音量調節など)が可能なハードウェア ボタンも本体側面に配置。バッグの中に入れたままでも液晶を見ずに操作できます。
特徴4.自分好みに音質の調整が可能
手持ちのヘッドホンの特性等に合わせて微調整が可能な「10バンドイコライザー」を搭載。スライ ダー操作で大きく、+/-ボタンでは細かく調整でき、自分好みの音質に調節できます。
また、手軽に音の傾向(低音/中音/高音)を調節できる「トーンコントロール機能」もあります。
価格は約11万円と気軽に買える価格ではないですが、これをきっかけに下位モデルにも音がよくなる技術がどんどん搭載されていくのではないでしょうか。
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