本日はここ数年YOUTUBE等でよく使われているドローンの中でも有名なDJIのPhantom 4 Pro+をご紹介したいと思います。
1、Phantom 4 Pro+ Phantom史上最もパワフルなカメラ
新設計のカメラは、Phantom4のカメラから一新され、大幅に性能が向上しています。1インチ2,000万画素のCMOSセンサーを使用して、あらゆる被写体をより精彩に捉えます。
パワフルになった映像処理機能によって、100mbpsで H.264の4K動画を60fps、またはH.265の4K 動画を30fpsで撮影でき、撮影後には高度な編集に必要な映像データを出力できます。
特別に設計されたレンズは、7群8枚構成で、絞りはF2.8から F11まで調節可能。
メカニカルシャッターを備えているので、高速飛行中や高速で動く被写体の撮影時に、映像が歪むローリングシャッター現象を回避できます。
2、Phantom 4 Pro+ 1インチのCMOSセンサー
センサーサイズは画素数よりも重要です。センサーが大きい方が1画素で捉える情報量が多く、ダイナミックレンジ、信号雑音比、微光量下での性能が強化されます。Phantom 4 Proの1インチCMOSセンサーは、Phantom 4の1/2.3インチセンサーと比べると、4倍の大きさなので、使用する画素数も大きくなりました。
また、ISOは12800まであり、コントラストも高くなっています。
3、Phantom 4 Pro+ 編集用に最適化された4K
高性能な動画処理システムを採用しているため、動画は映画製作や編集用に最適化されたDCI 4K/60fps (4096 x 2160) を100mbpsで撮影できます。H.265の動画コーデックにも対応しています。
特定のビットレートの場合、H.265の画像処理量はH.264の2倍です。高ダイナミックレンジのD-logモードで記録すると、画像データを最大限に活用して、カラーグレーディングを行えます。
4、Phantom 4 Pro+ 高解像度レンズ
レンズの解像度と絞りは画像品質にとって極めて重要です。高品質のレンズだけがシャープで鮮やかな写真を高解像度で撮影することができるからです。
最新のPhantom 4 Proのカメラのレンズは空撮用に最適化されており、2枚の非球面レンズを含め、7群8枚で構成されています。
レンズの絞りはF2.8からF11に対応し、焦点距離は24mmです。
画像は、一貫してきめ細かく、歪みや拡散が少ないため、シャープで鮮やかな写真や動画が確保できます。
5、Phantom 4 Pro+ Capture Every Moment
空撮は風景を撮影するだけでなく、アクションシーンから自動車レースまであらゆるシーンに新たな視点をもたらします。空撮用ドローンにとって、高速で動いている被写体を撮影することは、常に課題となっていました。
Phantom 4 Proは、メカニカルシャッターを採用したDJI初のドローンです。
最大シャッター速度が1/2000秒なので、高速で動く被写体を撮影したときに発生するモーションブラーやローリングシャッター現象を回避できます。
最大シャッター速度1/8000秒の電子シャッターも使用可能です。新しいバーストショットモードは14 fpsで撮影できるため、完璧な一瞬を捉えることができます。
6、Phantom 4 Pro+ 安全性を高める障害物検知・回避機能
Flight Autonomy(フライトオートノミー)は拡張され、飛行の信頼性が飛躍的に向上しました。
従来の前方にあるセンサーに加え、高解像度のステレオ・ビジョン・センサーが後方にも搭載され、左右には赤外線センサーが搭載されました。
このセンサーのネットワークにより、合計5方向の障害物検知と4方向の障害物回避が可能になっています。
Phantom 4 Proは様々な障害物から守られており、パイロットは撮影に集中することができ、自信を持ってより複雑で印象的な映像を撮ることができます。
7、Phantom 4 Pro+ ステレオ・ビジョン・センサー
2台の別々のビジョンセンサーを使用するステレオ・ビジョン・システムは、常に周囲をスキャンして飛行の安全性を高めます。
空撮では、パイロットが被写体に向かって飛行させていたり、逆に被写体から離れて飛行させているのを見ることがよくあります。
障害物を検知するために、機体には前方と後方にステレオ・ビジョン・センサーが搭載されています。これによりパイロットは撮影に集中することができます。
使用しているビジョン・センサーは、解像度がPhantom 4より3倍高いため、より正確に障害物を検知することができます。
最適化されたアルゴリズムと組み合わせて、Phantom 4 Proは障害物までの距離をリアルタイムで計算し、30m先までの障害物を確認できます。
このため、障害物検知と回避機能をすべて有効にした状態で、最大速度50km/hでの飛行が可能です。Phantom 4 Proは、ほとんどのパイロットにとっては困難な障害物間の小さな隙間を通過し飛行することも可能です。
8、Phantom 4 Pro+ FlightAutonomy
FlightAutonomy (フライトオートノミー) とは、進化した空撮知能を持つ自動飛行プラットフォームのことです。
FlightAutonomy は、7台のカメラ (前方、後方、下方にあるデュアル・ステレオ・ビジョン・センサーと主カメラ) 、赤外線検知システム、デュアルバンド衛星測位システム (GPS とGLONASS) 、2台の下方超音波距離計、冗長性を備えたIMUとコンパス、パワフルな専用コンピューティングコアの一群を含む10の部品グループの複雑なネットワークで構成されています。
周囲のリアルタイムビューや近くの障害物の高度と位置についての情報を取得し、自身の位置を示すことができる3Dマップを作成します。
IMUとコンパスは、重要な飛行状況、速度および方向の情報を収集すると同時に、冗長化に必要不可欠なデータをモニターし、考えられるエラーを除外します。これにより飛行の信頼性が飛躍的に向上します。
9、Phantom 4 Pro+ 赤外線検知システム
赤外線検知システムを採用したDJI初の機体です。
機体の左右に搭載されているこれらの赤外線センサーは、赤外線3Dスキャンを使用して機体と障害物との距離を測定します。
ビギナーモードとトライポッドモードでは、これらのセンサーは水平視野70°、垂直視野20°を持つため、最大範囲7mの広い画角でPhantomの両側の風景を捉えることができます。
従来の超音波センサーは、3~5mの範囲しか検知できないため、でこぼこな表面を検出する場合、混乱する可能性があります。
一方、赤外線検知システムは、干渉を避けながら正確に測定することができるため、より信頼性の高い検知と保護を可能にします。
10、Phantom 4 Pro+ 専用ディスプレイ付き送信機
Phantom 4 Proは、強化されたLightbridge HDビデオ伝送システムを統合し、伝送距離を4kmまで広げています。
送信機にあるシャッターボタンを半押しすることで、カメラのピントを合わせることができます。
Phantom 4 Pro +の送信機に搭載されている5.5インチのディスプレイは、1000cd/m2の輝度を実現しています。
従来のスマートデバイスの2倍の明るさで、直射日光を浴びている場合でも、フードなしに明るく鮮やかな色を容易に確認することができます。
DJI GOアプリは、ディスプレイに組み込まれているため、ハードウェアとソフトウェアは完全に最適化可能で、さらに動画の遅延を低減することができます。
また、HDMIポート、Micro-SDカードスロット、マイクロフォン、組み込みスピーカー、Wi-Fi 接続、5時間のバッテリー寿命など、Phantom 4 Pro +の送信機は空撮のニーズにしっかりと応えます。
Phantom 4 Pro+ まとめ
ドローンにもいろいろな種類、価格帯のものがあり、初めて購入しようという方は何を買えばいいかわからないかと思います。
こちらの機種はProという名前がついている通りかなりのクオリティ、操作性をそなえてますので、本格的に動画の空撮したい方向けの機種になります。
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