空気清浄機に新たな価値を付加したモデルがSHARPから誕生しました。
空気の汚れを取るだけではなく、「蚊を捕獲する」というものです。蚊の好む色や機構を施すことで蚊が本体に集まるようにし、空気清浄機の吸引力で捕まえます。
構想から製品化まで6年を費やしたというこの機能、もちろん世界初のものです。
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蚊取空気清浄機 FU-GK50-B

1.蚊を取る仕組み

「蚊の習性」と「空気清浄機の吸引力」を組み合わせることで薬剤を使うことなく蚊を捕獲することができるようになりました。
まず、本体に蚊の習性を利用した機構を施しています。
 ・UVライトで誘い出す(蚊は紫外線に集まりやすい)
 ・黒いボディに寄って来る(身を隠すのに適しているため、黒色を好むそうです)
 ・本体に用意された小窓に誘い込む(蚊は物陰に隠れたがる)
といった流れで蚊が本体に近づき、その後は空気清浄機の吸引力で本体内に引き込まれます。
吸い込んだ蚊を逃がさないよう、内部には粘着シートも装備されています。
小窓からの吸引力は人の手ではそれほど強く感じませんが、蚊にとっては効果抜群のようで、近付いた蚊が見る見るうちに吸い込まれていきます。

蚊だけではなく埃も吸引するため、粘着シートの交換時期は2か月に一度ほど。この粘着シート にも二つ折りにしやすい工夫がされているので、粘着面に手が触れることなく交換できます。

薬剤を使わずに蚊を捕獲できるので、小さなお子さんやペットのいるご家庭でも安心です。

前面のモニターを消灯し、UVランプのまぶしさを抑えた「おやすみ運転機能」も付いていますので、就寝時にも使用できます。

2.空気清浄機としても高性能

 蚊を取る機能がこの製品の目玉ではありますが、もちろん清浄機能も抜群です。
部屋の空気を効率よく循環させるため、空気を放出する角度を後ろ斜め20度に固定。この角度にすることにって後方に送風した空気が壁にぶつかり、天井を沿って吸入口に流れていきます。
微小な粒子を99.97%キャッチするHEPAフィルターも装備されており、集じん性能も高いです。もちろん、浮遊ウイルスやアレル物質の作用を抑え、浮遊カビ菌や付着臭を除菌、除去するプラズマクラスターも搭載されています。

2015年から、蚊の被害が大きいマレーシアなどアセアン各国で先行発売されており、大ヒット商品となったそうです。現地での評価も高いようです。
近年、日本でもデング熱やジカ熱といった蚊が媒介する感染症が懸念されています。対策として是非取り入れてみてはいかがでしょうか。

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