今回はタスカムの業務用ステレオリニアPCMレコーダー最上位機種”DR-100MKIII”をご紹介したいと思います。
長くTASCAMステレオリニアPCMレコーダーのハイエンドモデルを務めたDR-100MKIIの後継機となるモデル。

1.DR-100MKIII 高性能化したオーディオ性能

音響機器において高いオーディオパフォーマンスを必要とする場合、高い消費電力と多くのパーツを配置する広大なスペースが必要となり、これはハンディレコーダーの特長である「サイズ」と相反する要素です。
高いオーディオパフォーマンス、そして音質を得るためにステレオ録音に特化。
その限られたスペースと電力をすべてステレオ録音回路に使用することを選択し、TASCAMステレオリニアPCMレコーダー史上最高のパフォーマンスを実現しています。

2.DR-100MKIII A/DコンバーターにAKM製AK4558を搭載、S/N比102dBを達成

オーディオコーデックの中でも名高いAKM製AK4558を採用。高音質・低消費電力を両立したVELVET SOUNDアーキテクチャ、ローディストーションテクノロジーなどの技術により高いパフォーマンスを発揮します。
2基のAK4558が搭載され、機能に応じて様々な組み合わせで使用されており、オーディオ回路の見直しも相まって回路全体のS/N比は102dBを達成。

3.DR-100MKIII 2基のAK4558を使用するデュアルADC機能を搭載、録音時S/N比109dBを達成

2基のAK4558のADCを使用するデュアルADC機能を搭載。通常時よりも高いS/N比を実現します。通常時の回路全体のS/N比102dBに対して、デュアルADC機能では、録音時S/N比109dBを達成。

4.DR-100MKIII 低ノイズHDDAマイクプリアンプを搭載

外部マイクが接続されるXLR/TRS入力も従来機より高音質、低ノイズ化。ディスクリート構成のHDDA(High Definition Discrete Architecture)マイクプリアンプを搭載。
またDR-100MKIIIに搭載されたHDDAマイクプリアンプは、EIN-124dBuを達成しております。

5.DR-100MKIII 高音質化されたデュアルステレオマイクユニット

内蔵マイクユニットも取り付け方法やハウジング構造の見直し、長期間の録音テストとチューニングによって音質が改善されました。単一指向性ステレオマイクは、ご好評を頂いているDR-100MKIIと同一のマイクユニットを採用。無指向性ステレオマイクは無指向性マイクのリニアPCMレコーダーベストセラーモデルDR-05と同一のユニットを採用。耐音圧レベルも128dB SPLと実用十分なスペックです。

6.DR-100MKIII 24bit/192kHzでの録音が可能

音楽制作においてはマスターファイルの標準として24bit/96kHzフォーマットが標準化されてきていますが、それを上回る24bit/192kHzでのステレオレコーディングに対応。
より高解像度のPCM録音が可能であり、かつ将来的に標準フォーマットが高解像度化された場合にも対応できます。
また、ユーザーフィードバックをもとに、従来機では設定できなかった88.2kHzフォーマットにも対応。

7.DR-100MKIII 単一指向性マイクにショックマウント機構を搭載

使用頻度の高い単一指向性ステレオマイクユニットには、振動によるノイズの混入を軽減するショックマウント機構を搭載。

DR-100MKIII その他機能

●大容量リチウムイオンバッテリーを搭載、単3形電池との併用が可能なデュアルバッテリー機構で長時間駆動が可能
●バックアップ用ファイルを同時に録音できるデュアルレベル録音機能
●Amphenol製ロック付XLR/TRSコンボジャックを採用
●長期の使用に耐えるアルミ高剛性ボディ
●マスターレコーダーと同等のTCXO(温度補償水晶発振器)による+/-1ppmの高精度クロック

DR-100MKIII まとめ

業務用ですが、レコードのデジタル化、環境音の録音等高品質な音で録音できるので、クオリティを求める方には是非、お勧めです♪

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